パイ増量キャンペーンを紹介!
こんにちは、ハザマです。
今回は毎年3月にワールドうごメモギャラリーを中心に開催される「パイ増量キャンペーン」というイベントに向けて、キャンペーンの紹介をしていきたいと思います。
・パイ増量キャンペーンとは何か
一か月間、キャラクターの胸を増量する、あるいは胸の大きなキャラクターを描いて投稿するイベントです。描かれるキャラクターの年齢、性別、種族は問いません。胸を元より少しでも大きくしているなら、大きいと言われるレベルでなくともOKです!
胸でなくても、「パイ」という言葉から連想されるもの(円周率、食べ物のパイなど)での参加もOKです!1回目のパイ増量キャンペーンでは、麻雀で使う牌を描いたメモもあった気がします。
また、作品を出すという方法以外にも、好きな作品の描き手にコメントを送るという方法もあります!合言葉は「ナイスパイ!」です。
↓ 作品例。すれちがいゾンビのスカラー博士のイラストです。パイキャンでは版権キャラもオリジナルキャラも混在しています。
パイ増量キャンペーンとよく似たイベント(実質ほぼ同じ)が8月に開催されます。そちらはパイキャン増量ペーンと呼ばれていますが、略称はどちらもパイキャンです。
・パイ増量キャンペーンの歴史
2010年3月、そうへいさんという方がうごメモシアターで始めたイベントです。当時は毎年3月のみのイベントでした。2011年8月、KANDWAさんが「パイキャン増量ペーン」という、パイ増量キャンペーンと同様のイベントを8月に始めました。2012年からは3月以降のパイ増量キャンペーン、パイキャン増量ペーンで主催として活動されています。2013年8月はフレンドうごメモギャラリー、2014年3月からはワールドうごメモギャラリーへと場所を変え、今も続いています。
最近では、うごメモ外でもパイキャンの支援が見られます。twitterでは、ハッシュタグ「#π夏15」「#夜ノパイキャン」から様子を見ることができます。夜ノパイキャンは性的要素が強い(R-18)ため、注意してください…
↓ 2011年3月、うごメモシアター時代の作品です。このように当時は黒、白、赤(or青)しか使えませんでした。
↓ こちらが2014年3月、ワールドうごメモギャラリー時代の作品です!黒、白、赤、青、黄色、緑が同時に使えるようになりました。
ニンテンドーDSiの無料ソフト「うごくメモ帳」で作った作品をインターネット上に公開し、他の方の作品を見ることもできるというサービスです。2008年12月14日に開始し、2013年5月30日にサービスを終了しました。
ニンテンドー3DSの無料ソフト「うごくメモ帳3D」で作った作品をフレンドコードを互いに知っている「フレンド」どうしで共有できるサービスです。2013年7月24日に開始し、2013年11月1日に終了しました。
ニンテンドー3DSの無料ソフト「うごくメモ帳3D」で作った作品をインターネット上に公開し、他の方の作品を見ることもできるサービスです。2013年7月24日開始。
・理念
「暗くいやらしい感じじゃなくて、明るく爽やかなπ増量を目指していきたい。」
初代の主催であるそうへいさんによる理念です。個人的には「規約違反になるわいせつな作品ではなく、規約内で増量していこう」という意味であると解釈しています。
ただ、うごメモシアターでは規約違反の線引きがあいまいなところも多く、うごくメモ帳3Dになってからさらにあいまいになったので、規約内という言葉もあいまいですが…。
・パイキャン参加者、主催者の苦悩
キャラクターの胸に注目したイベントであるが故か、比較的露出も多くなりがちで他のユーザーや運営から性的な目で見られやすいということがあります。
かつての開催地であるうごメモシアターでは、低年齢のユーザーが多く性的なものへの目が厳しいという風土を持っていました。そのため、ただの水着の女性(乳首、性器の露出はもちろんありません)のイラストであっても、作品が通報され削除される、誹謗中傷のコメントが書き込まれるといったことがよくありました。
しかし、厳しいばかりではありません。無名作者の完全にアウトな作品は削除されない(気づかれないためそもそも通報を受けない?)という緩い一面もありました。不平等な削除、誹謗中傷などが原因で、パイキャンから離れていった方が何人もいます。
また、これはうごくメモ帳3Dでも同様の風土が見られ(さらに強化されています)、さらに運営が通報された作品をろくに見ずに削除するということも相まって、パイキャン生存にはさらにきつい状況になりました。ひどい例では、イラストが一切かかれておらず、パイキャン参加者に規約の遵守を呼びかける内容のメモが運営によって削除されたということもあります。
しかし辛いことばかりではありません。うごくメモ帳3D開始以降からも新たな参加者がじわじわと増えてたり、企画内企画が開かれたりと少しずつ盛り上がっています。これからもパイキャンが広まってほしいと願うばかりです。
・個人的な感想
私としては、これからもパイキャンに参加し続けたいと考えています。他の作者の方との交流という点において、気軽で確実なイベントはうごメモでは他にそうそうないと思います。
かすかに漂う性的な匂いでさえも運営がNGを出すというのであれば、ホラー路線でも芸術路線でも何でも、πが生き残る道を探し出します。胸自体はわいせつと言われて否定されるものではないと信じています。
※ホラー路線(別方面での規約違反注意)と芸術路線は色気を相殺するのか、過去の経験からいえば目をつけられにくい路線だと考えています。
ただ、子供が多くいる場所で作品を投稿しているという自覚は持ちます。これは自戒として覚えておきます。
今回は以上です!閲覧ありがとうございました!
質問、指摘などがもしあれば、受け付けております…