絵柄を変えてみた -自身の絵柄の自覚について
こんばんは、ハザマです。
今回は、いつもと違う絵を描いてみたことについてブログを書いていきます。
事の始まりは、3月末のtwitter上でのことでした。
「自分の絵柄の特徴を挙げてもらってそれを全部封印した絵を描く」というハッシュタグで、絵柄の特徴をフォロワーの方に募りました。
「自分の絵柄の特徴は、自分では分からない部分もある」と思いながら。
そして、挙げていただいた特徴が次の2つ。
・大きな瞳
・にこっと微笑むお口
ここで、いつもの調子で描いたイラストを見てみましょう。
それでは、絵柄を変えたイラストのお披露目です。
いかがでしょう?
個人的には、大分雰囲気が変わったように思えます。
では、いつもの絵からどのように変えたのかを書いてゆきます。
・大きな瞳 →目を小さく。萌え系から遠ざけた顔つきにする
・にこっと微笑むお口 →口角を下げ口を開く
これら2つの特徴により、私が絵を描くごとに感じていた
「堂々とした面構え、覇気が出がち」な点の出処が分かりました。
上記2つに加えて、自分で考えた自分の絵の特徴の反対も、3枚目の絵に盛り込みました。
・まとまった髪 →毛束を多く髪を散らし気味に
・肉を感じる体つき →直線で体を描き、骨ばった体つきに
・人物一点が主張する →背景も主張させる
・漫画的感情表現が無い →漫画的涙を左目近くに描き入れる
・色のコントラストがそれなりにある →色同士の明彩度を近づける
・立体を意識して一箇所を数色で塗り分ける →筆跡塗り残し上等、一箇所一色
この辺りの、質感や立体感、造形の表現について指摘されると思いきや、表情についての指摘が来たのが意外に感じられました。
3枚目の絵柄を変えたイラストを完成させて、パッと見の印象で「普段よりも情緒不安定な仕上がりだ」と感じました。
強そうなポーズに、骨ばった堅そうな体と髪の動き。
それに対して…悲し気な表情、覇気のない造形、漫画的涙でできた弱弱しい顔。
このギャップがちぐはぐで、普段は出ない情緒不安定感が出て面白かったです。
今回は以上です!
絵柄を変えて描いてみて分かったのは、
・自分で自分の絵柄の特徴はいくつか挙げられる
→そのうち大半は、意識して積み上げた絵柄、あるいはこだわった部分
・自分では思いもよらない特徴を指摘される
→無意識に出る絵柄の特徴
この2点でした!
twitterでタグ反応してくださった方も、記事を読んでくださった方も、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!