こんばんは、ハザマです。
今回は久々に、いかにも個人のブログらしく、日常にまつわる日記です。
今日自宅で料理している間と、その前後の光景。
「今夜は具沢山の汁物が食べたい」
そう思い立ち、冷蔵庫を覗きました。
すると、使いかけの豚肩切り落としと、これまた使いかけの玉ねぎに、一袋の舞茸。これらが目に入りました。
「豚肩切り落とし 舞茸 スープ」
これらの言葉を検索窓に入れ、レシピを探しました。料理をする前にはいつも、そうしてネットで情報を見ます。
googleが検索結果の一番上に示した、動画付きのレシピは…コンソメを使った、豚肉と舞茸のスープでした。
こうして、今夜はコンソメ味のスープを作ることに決めました。
改めて、スープの具材を冷蔵庫から取り出す際に、先程見つけた3種類の具材以外にも入れてみようかと思い立ちました。
冷蔵庫の中を更に探すと、小松菜を発見。だいぶ前に食べた小松菜入りの煮物が美味しかったので、今回のスープにも入れようと思いつき、二株取り出しました。
ここで小松菜を見て、思い出す一つの話。
「植物には、触覚があるらしい」「虫に食べられたとき、食べられたとわかるらしい」
そして私は、ふと想像しました。
「この緑色をした小松菜達は、今もまだ生きている」「冷蔵庫の中では、寒く感じていただろうか」と。
スープの具材を全て入れ、8分ほど煮る工程へ。
後は煮えるのを待つのみといったところで、あることに気が付きました。
「スープが出来るのを待つ間に、炒め物を作れそうだ」と。
ピーマンと人参の金平を作ることに。
人参を切り終え、ピーマンを縦長に切り、料理に使う身の部分と、使わないヘタや種を分けていました。
ピーマンの身の艶やかな緑で、先程思い出した「植物は触覚があるらしい」という話を再び思い出しました。
「先程の小松菜も、今切っているピーマンも、包丁に切られていることを認識しているのだろうか」
そう考えて、また少しいたたまれない感情に、脳の一部を委ねていました。
そうして黙々と切っていると、いつの間にか。
料理に使わない種を一塊、ピーマンの身と一緒に入れていました。
「おや間違えた」と、穏やかに仕分け直し、金平に使う分のピーマンを切り終えました。
スープの様子を時々見ながら、ピーマンと人参を炒め、金平の味付けへ。
熱を帯びたフライパンにめんつゆを入れると、爽やかに水が焼ける音と共に、香りが立ちました。スープも金平も、綺麗に出来ました。
夕食を食べながら調理光景を振り返って、
「一品を調理している合間にもう一品を調理するのは、今回が初めてだ」
「もしかして、料理に少しずつ慣れてきたのかもしれない」
と、自らの成長に嬉しくなりました。
今回は以上です。
料理をしていると、心が落ち着きますね。
普段色々考えたり、情報を求めてインターネットを探索することが多いと、手作業すると良い気分転換にもなる気がします。
ここまでご静聴ありがとうございました。
音楽を掛けたり、声を発しながらブログを読んでくださった方は、ご騒聴ありがとうございました。