ハザマでシジマな瞑想所

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Brad精神考察 Bradモラハラ親説 -Joyful幻覚を元に推測

こんばんは、ハザマシジマです。

 

今回は、JoyfulでのBradの幻覚を、彼の精神の情報として信頼を置いた上で、前回に引き続き考察を進めました。

 

LISA the Painful, Joyfulのネタバレにご注意ください。

 

 

 

今回および前回までのあらすじ

連日投稿したBrad精神考察では、Joyful終盤で見られる彼の幻覚での言及内容についての考察を進めました。

前回は、BradのDustyに対する思いについて、話を逸らされ隠蔽されている様子からの考察で、JoyfulでのBradの幻覚以外の描写にも注目しながら進めてゆきました。

 

今回は、その話の逸らし方に注目し、Joyfulでの幻覚とそれ以外の描写とを照らし合わせながら、Bradの親としての態度について考えてゆきます。

 

 

 

 

初めに:モラハラについて

彼をモラハラ親と呼ぶからには、モラハラの定義も改めて確認しておきましょう。

モラハラとは?家庭で起きるモラルハラスメント12選 – 社会人の教科書

上記リンク先のサイト様にあるように、簡単な定義としては「発言や行動、態度により精神的に相手を責めること」です。

 

 

Joyful幻覚内より取り上げる彼の態度

彼は幻覚内で、Dustyについて訊いたBuddyを責め、詰ります。口調も刺々しくなっています。また、何故訊いてはいけないのかも明らかにはしていません。

 

本来は「そこを探られると痛いから」などというBrad側の事情での隠蔽でしょう。それを「Buddyは何かを訊くときの約束を忘れていた、Buddyは愚か」とBuddyの非にしたり、「叔父(Bradの幼馴染)達にも決して訊くな」と強く言ったり。

 

言えない理由すら明らかにしていないのですから、Bradがしているのは感情的な脅しのみ。これはモラハラと見なしても良いでしょう。

特にBuddyは好奇心旺盛ですから、Bradのこうした態度は彼女にとっては非常に負担だったことでしょう。

 

 

そして、この幻覚の性質がYadoによる成りすましであれ、Austinさんからの公式回答であれ、他のものであれ、この脅しと隠蔽の態度がわざわざ取り上げられることが意味するのは、

「知りたがるBuddyに対しての、Bradの脅しと隠蔽の態度は、しばしば見せるものだったのではないか」

ということ。他の物事もそのようにして、感情に訴えて、脅して詰って隠蔽していたのかもしれません。

 

例えば、誰か他の人の物真似をすることを想定してみてください。その時、その人が良く言う言い回しや、その人を象徴する言い回しを使って喋りますよね?

 

そのように、数あるであろうBradとBuddyの間での会話から、わざわざこの言い方のものが選ばれたということは、感情に訴える脅しと隠蔽も、Bradが良く行うコミュニケーションの特徴の一つである可能性が浮かびます。

 

 

 

PainfulでのStickyの台詞と照合

Joyful終盤の幻覚以外にも、BradがBuddyの好奇心を妨げているという情報があれば、彼が脅しや隠蔽をしていた可能性は強まりますが…

LISA the Painfulの台詞を確認したところ、見つけました。

 

エリア2でBuddyに再開した直後、StickyがRando軍と共にやってきたときの台詞です。

StickyはBradに対し、Buddyについて

"She's thirsty for knowledge... Someone needs to educate her. You're just not capable..."

(あの子は知識を渇望している…他者からの教育が必要だ。お前はそうできる器じゃないだろう…)

と言っています。

 

このように、Stickyの発言からも、「Bradは、知識を渇望するBuddyの親としては相応しくない」という情報が得られました。

Bradが恫喝で一部の物事について隠蔽している可能性は、この描写からも裏付けがとれそうです。

 

 

 

 

今回は以上です!

 LISAシリーズをクリアしてから最近まで、Bradが教育に適さないのは、単に「彼自身の生育において、教育を満足に受けられる環境と精神が整えられなかったから」「傷つけまいと過敏になっていたから」辺りかと思っていたのですが、Joyful終盤での幻覚の内容を信頼すると、このようなモラハラ要素も可能性として浮かんでくるとは。

 改めて思えば、中盤での再会時に、問い詰めるBradに対してBuddyが"Stop, you're scaring me!"(止めて、怖いよ!)と言っていて、情報の隠蔽以外の場面でもBuddyがBradの態度を怖がっていた様子も伺えますね。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!