こんにちは、ハザマです。
これを去年のうちに思い出せていれば20歳シリーズに入れていたであろうネタを今になって思い出したので、これからは自然に思い出した分だけマイペースに書いていこうと考えております。といってもこの記事も20歳シリーズに入れます。
最近思い出した思い出があるので、今回はそれについて書いていこうと思います。
私が小学4年か5年の頃、転校していった人が2人いました。彼女たちをそれぞれMさん、Tさんとします。
恐らく2人とも私と同じ組だったのですが、Tさんとはまあまあ付き合いがあり、Mさんとはあまり交流していませんでした。
Mさんが転校するときにはお別れ会が開かれました。その最後に歌を歌ったのですが、彼女の好きな曲であり、転校しても友情は消えないようにという思いを込めて当時流行っていた(?)WaTの「5cm」という曲を歌い、別れました。
(Tさんが転校するときもお別れ会が開催されたのですが、このときのことはほとんど忘れてしまいました。)
僕たちの気持ちが5cm以上離れませんように…
歌ではそう歌いましたが、やはり(私から見た)Mさんとの距離は5cmどころが何十kmも離れていきました。もともとの気持ちの距離も少なくとも5cm以上は開いていたような気がします。
そんなことがありましたが、時間が経つにつれて2人のことは忘れていました。
しかし、高1の冬。
親戚へすらほとんど年賀状を書かなくなった私へ年賀状が届きました。しかし、表側には私の住所と名前が手書き(多分)で書かれているのみ。
裏は普通のかわいらしいデザインの年賀状で、黒のボールペンで書いた文字で
「ーーーー(彼女(あるいは彼?)からの私の呼び名) 覚えてる?」
と書かれていました。(本当は続きが書いてあったのかもしれませんが、忘れてしまいました)
しかし、裏側を見ても相手の住所、名前が書いていないどころが名前につながる情報すら見つりませんでした。「名前か住所、どちらかでも分かれば返事を書くことができたかもしれないのに」と残念に思いました。
「一体、これは誰からの年賀状だろうか」と考えたとき、先に頭に思い浮かんだのは交流のあったTさんではなく、Mさんでした。私と同じクラスで転校していった人は彼女たち以外にも何人もいたはずなのに、よりによって何故Mさんなのだろうか。今考えると少し不思議です。
もしかしたら、5cmという曲の歌詞にあった「僕たちの気持ちが5cm以上離れませんように…」という言葉をを無意識のうちでは覚えており、その歌詞と「覚えてる?」という言葉がリンクしたのかもしれません。
以上です。
話は少し変わりますが、「幸腹グラフィティ」というアニメを見ていた方はいるでしょうか?幸腹グラフィティの最終話にて、「思い出は振り返るものではなく、作っていくもの」というとあるキャラの一言が心に残っています。
「大学時代は思い出作りできただろうか?」と考えてしまいます。すると大学時代は思い出が薄いことに気が付きます。かつてはあった熱意や人生を楽しむ力が抜けてしまったのだろうか、大学の人間関係が浅いからなのだろうか…
ここまで見てくださり、ありがとうございました!