ハザマでシジマな瞑想所

ハザマシジマの思索場所。ゲーム等趣味、自己啓発、その他精神的な事柄がメインです。

うごメモはてなとうごメモ3DS

うごメモはてなうごメモ3DSで個人的に感じている変化を今更ながら書き連ねていきたいと思います。

 

その1 ユーザー層はあまり変わらず

 マリオやムスカなど、小学生の小学生による小学生のための作品は今でもあります。はてな時代からあったネタも現役だったり…

 また、丸コピやイラスト(素材ではない)の無断使用もまだまだあります。ただ、今では一定の評価を得られないメモは削除されるというシステム(後述)のおかげか、丸コピされたメモの判別法が小学生にも広まったからなのか、丸コピ作品は少なくなった気がします。

 また、DLメモ(保存してから見るメモ)はてな時代からあったのですが、3DSでもありました(今でもあります)。保存するにはコイン(後述)を消費するため、より厄介な存在になりました。その対策か、保存せずにメモをレイヤーごとに見ることができるようになりました。(LorRを押しながらBでレイヤーごとの閲覧、Yでパレット・紙色リセット、どちらもメモを再生しながらでも出来ます)

 

その2 自分の作品が生き残るかどうかを考えるようになりました。

 はてな時代はチャンネルを細かくつくることができ、マイナーなジャンルのメモでも探すことができました。しかし、3DSではジャンルは大きく分けて20ちょっとくらいに分けられているだけです。この細かくない分け方により、自分の作品は流れやすくなりました

 3DSではタグというものも登場しました。タグ機能ができたときは素直にうれしく感じましたが、似たようなもので違うタグがあって(「MOTHER」と「マザー」など)メモを探すのには十分ではないと感じることもあります。

※タグとは、投稿したメモの題名の中の[]で囲んだ文字がリンクとなり、そこをタッチすると同じタグを付けた作品を見られるという仕組みです。題名にも文字数制限があるため、つけられるタグは限られています。

 また、うごメモ3DSではコインが10枚以上つかずに投稿から1ヶ月経った作品は消えます。よって、投稿されるメモ全体の大部分は消えます。おそらくマイナーなジャンルの作品やオリジナルキャラの作品だと、作者同士のつながりがあるか、目を引くような内容でないと消えます。とはいえ消えそうでもつい描くこともあります。

※コインは普通のうごメモ用チケット(1か月分100円)に100枚ついており、コインを持っていないユーザーには1日1枚支給されます。メモの評価だけではなく、メモの保存、コメント投稿にも使用するため、はてな時代に星をもらうより難しくなっています。

 そのため、パッと見てインパクトがあるようなサムネにする(まず見られなければ評価されない)、知名度の高いジャンルの内容にする(掴める視聴者が多い)など、生き残る作品をつくるよう心掛けました。それはメモの質を上げることにもつながるので、1つのメモにかける気合いははてな時代より上がってきたように感じます。しかし、マイナーなジャンルのメモは探しにくく投稿しにくいようになったと感じます。また、好きな作者の発見もしにくくなっています。

 

その3 ちょっとした不便

 はてな時代では自分のメモについたコメントは自分で削除できますが、3DSでは通報して規約に違反しているとみなされたコメントでないと削除してもらえません。そして、NGユーザー登録もできません。個人的には残してほしい機能でした。

 そして何より、メモの保存にもコインを使うのが不便です。うごメモ3DSを使っていて一番に「何故だろう」と思った所です。

 

その4 通報で削除される基準の謎 さらに深まる

 あからさまに卑猥な作品(乳首露出、性行為描写)でも削除されなかったり、有名な作者の場合は普通の水着イラストでも通報されて削除されることがあったり…

 個人的に身の回りで起こったこととしては、「パイ増量キャンペーン(巨乳のイラストを描く)という企画に規約を守りつつ紳士・淑女的な態度で参加しよう!」と呼びかけただけのメモ(イラストは一切なし)が運営によって削除されるということもありました。

 卑猥でも削除されないのは、棒人間同士の性行為描写もあるエロ同居リレーや、無名作者による乳首露出があるイラストなどです。私の作品でも通報好きの人が通報しそうなメモを出したものの削除されず…

(10/20 エロ同居リレーは消されずに問題になっていた期間はあったものの、今は消えています)

 この様子ならうごメモでドロドロしたストーリーのメモでもひっそり出してみようかと考え中です。

 

その5 3DS版ならではの楽しみも

 3DSになったことによって、立体感のあるメモが作れるようになりました。3D機能により、立体感を活かしたイラスト・アニメが登場しただけではなく、細かい立体感が出せるイラストを作る技術を編み出した人がいたり、3D表示の強弱を切り替えることで隠しイラストが出るように利用する人がいたり…若干メモが多彩になりました。

 また、メモを保存せずにレイヤーごとに見られる機能(その1に記述)により、ロックをかけた作品でも隠しイラストを仕込めるようになり、ちょっとした遊び心を持った人が利用するようになりました。実は私も少し活用しています。

 

ここまで見てくださり、ありがとうございました!